11/26-12/5 長い出張で倉敷にあるコンビナート地区・水島に滞在している。
水島には計20年間を工場勤務で過ごした。入社当時は高度経済成長期で水島も昼夜とも賑やかでした。その後、景気後退による工場縮小、合理化人員削減によりサティー、ダイエーなど大型店が開店・閉鎖を繰り返していた。
宿泊ホテルの前にあった旧日鉱社宅跡に、イオン中心の大型ショッピングモールが開店しているのに驚いた。スーパー、レストラン、本屋、薬屋、100円ショップ、銭湯などが揃い、アメリカのショッピングモールのイメージ。
早朝の全景・中央上の茶色の建物は昔いた社宅、その前は病院(ホテルより)
平日の夜7時頃ではあったが、ガラガラで何時まで経営が維持できるか他人事ながら心配になった。そもそも、水島駅前のダイエーでも5年で閉店した環境であり、市場調査を真面目にやったか疑われる。地方では、食品スーパー、コメリなどの雑貨、回転寿司、100円ショップしか長持ちしないと思っている。なお、倉敷駅前のチボリ公園もたった10年で12月末に閉鎖される。
ガラガラのショッピングモール ガラガラの居酒
さて、ホテル責任者は水島の割烹の娘(正確には嫁)で、当時の割烹の女将はしわが目立った(老けて見えた)が接客の上手な立派な人でした。娘さんにも若い頃にお目にかかったこともあったので「女将さんにはお世話になりました。何時亡くなりましたか。」と聞いたところ、「足が悪くなりましたが、未だ70代で元気です。」と答えられた。殺してしまい、お詫びのしるしに宿泊は「ホテルナンカイ」、宴会は「どんこ」を今後紹介すること決めた。