11/29 若き良寛が12年間国仙和尚の下で修行した玉島・円通寺に行きました。
水島に通算20年いたが、円通寺は独身寮の忘年会で隣接する国民宿舎「良寛荘」で大騒ぎしたが、お参りしたのは初めて。玉島(新倉敷)の街から約1kmの山(100m)にある瀬戸内海を見下ろす立派な寺です。
良寛は「歳月が過ぎ門前に千軒見るが、誰一人知己知らず、僧は可々に清貧なりき」と修行三昧・清貧の青年雲水だった。10月に生誕・終焉の地の新潟・出雲崎に行き、これで良寛足跡満願成就です。
良寛像と円通寺本堂境内は公園で、歌碑や西国三十三ヵ所の観音・石仏があります。最近、四国八十八ヵ所を約50日(修正40日)で踏破したKM氏を思い出し、三十三ヵ所を15分で巡り結願しました。紅葉は終わりに近かったが、鮮やかでなかなか綺麗でした。玉島は瀬戸内海海運交易の要所で商家・蔵屋敷、水門などが古い港町を偲ばせる。
良寛も見た瀬戸内海 落葉の中の西国三十三ヵ所観音・石仏