5/25 宮城/岩手/秋田にまたがる栗駒山と周辺の温泉(須川、小安、泥湯)を巡った。
栗駒山(1626m)は軽そうなので気楽なスタイルで須川温泉から登ったが、雪が多くて滑り、また、雪で埋まった登山道を間違えそうで、40分歩いただけの勇気ある撤退をした。東北の雪は深い。
(栗駒山の苔花台雪渓、 地熱発電所の蒸気配管)
営業運転を5/20始めた湯沢市の山葵沢地熱発電所(出力4.6万kW)は見学させてもらえず、近くの泥湯温泉に浸かった。
湯は43-46℃で茹で上がるくらい熱く、ユックリ浸かれないのも残念だが、硫黄臭い濁った温泉に、新緑を見ながらの入浴するのは気持ちよく心の湯治だ。
(小安温泉の熱湯が噴き出す大噴湯、 泥湯温泉の露天風呂)
栗駒山周りは地熱温度が高く、地熱発電所の良き立地条件で、90℃高温温泉日本一で知られる。
日本は地熱エネルギーに恵まれるが、近くの温泉地が「地熱発電は湯が減る」と反対するので、大規模の発電所は山奥にしか建設出来ない。
国立公園の制約もあるが、寂れた別府などは、観光と発電所を併せた町興しをすればよい。
車で1.5時間走れば、良き温泉があり、孤独な土日の時間潰しが出来そうだ。