11/4 たばこと塩の博物館の「ウイーン万国博覧会特別展」に行きました。
35カ国が参加した明治6年のウイーン万国博覧会に、明治維新間もない日本が参加して、日本の工芸品、絹・陶器の産業品、生活用品など多岐に亘り展示した心意気に感心した。
蒔絵の箱や彩色陶器が美しいのに、西洋人も東洋の果ての後進国の技術に驚いたと想像する。
輸出振興のための国際見本市で、工芸品、陶磁器、絹製品の輸出に大きい成果があった。
廃藩置県の2年後の明治6年は、財政建設、殖産興業、富国強兵、国会で、維新の指導者たちが争っている時期だったが、世界に負けない気概では、一致して日本をまとめたのが偉い。
最近、幕末史、明治維新論、勝海舟、徳川慶喜などの本を読み、明治維新のメカニズムを学んでいたタイミングで興味深かった。
戦争が終結して40年経つのに、イラク、カンボジア、アフリカ諸国などの未復興国と比べると、1868年維新後の20年で世界に伍する国になり、1945年戦後20年で経済大国になった日本は見事で、国家建設の研究に値する。
わが家は、日本男児の復権維新を目指すが、敵が強く独裁国家が続くのには困ったものだ。