9/2 日本橋・三井美術館「地獄絵図展」に、山仲間NM氏から紹介され、地獄には間もなく世話になるので、事前調査に行きました。
仏像は好きでも、仏教絵画には興味なかったが、地獄絵は生々しく、解りやすくて面白い。
平安時代に源信が「往生要集」で、地獄をはじめ六道(天道、人道、阿修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)を著わし、地獄図で恐怖からの救いを求めて、浄土信仰が広まった。
(人を切り刻む解体地獄図、水木しげるの地獄巡り図)
地獄には、閻魔大王だけでなく10人の審判官・十王がおり、地獄も悪のレベルに応じて、阿鼻地獄まで、8段階あることを知った。
また、水木しげるは、地獄の造詣深く、13枚の地獄巡り図は見事だ。
今でも地獄の毎日だが、死んでからも焼かれて、痛くて苦しい地獄だけの六道輪廻の悪循環ではたまらない。
地蔵菩薩が、身代わりになって地獄から救ってくれるので、これからはお地蔵さまを大切にして、身代わりになっていただくかと考えた。
美術展に行っても説明本は高いので買ったことは無かったが、身代わりになってもらう研究のためなら、2000円は安いものだ。