11/26 正倉院展で天平時代の伎楽面を観た余韻で、古代インドネシアの漆喰製の面(トペン)があるのを思い出して取り出した。
父が林業関係の仕事でインドネシアに暫らく滞在していたときに、現地の有力者から古代の仮面として入手したもの。
10年前にインドネシア出張の時にジャカルタ博物館で、同じような面が展示されていたので、インドネシアに持って行けば国宝級のお宝です。
(古代インドネシアの面,トペン、 正倉院展の伎楽面"呉女"、 バリ島トペン博物館*)
お面の目の裏に赤いライトを取付けて被り、子供を驚かせて泣かせたのが懐かしい。
面白かったが、ライト取付の細工をするうちに、お面の漆喰が剥がれ落ち、重要文化財級に価値が下がったのが残念。
祭礼、儀式か踊りに被ったと思われるが、この面を、誰がどんな使い方をしたのか、想像を若き立てられます。
*写真は”現地infoバリ<ブログ>”より