2/26 横浜関内の日本郵船歴史博物館での“氷川丸”模型の特別展示(2/18~)に行きました。
戦前にバンクーバー日本郵船にあったが、太平洋戦争で日本資産凍結によりカナダ政府に没収されたあと、数奇な運命を辿り73年ぶりに返還された精巧模型(実物の1/48、全長3.4m)です。
(日本郵船歴史博物館看板、 “氷川丸”の精巧模型, 撮影禁止)
豪華客船の模型、羅針盤など道具、戦争と船の悲劇などの展示が面白く、仕事がなければユックリと研究したい。
太平洋戦争での日本郵船の被害は、沈没船舶185隻(113万トン)、犠牲社員5312人で、当時は船舶犠牲者が多かった。軍人戦死者と違い、民間犠牲者の残された家族の苦労を偲ぶ。
(左:大正15年に再建・横浜生糸検査場、 右:帆船「日本丸」は三菱重工横浜造船所の明治30年一号ドックに繋留)
博物館は日本郵船横浜支店として1936年(昭和11年)に建設された建物で、外観や装飾壁に歴史を感じさせる。
横浜には明治・大正・昭和戦前の近代化建築が数多く(40棟登録)残されており、暇なときに、これらを巡るのも有益かと考えた。
黙っていてもシニア割引の入館料を求めたのが少し不快だが、コーヒー付で250円なら季節も良くなり、毎日来ても悪くなさそう・・・・