仕事が暇なので時間つぶしに資源エネルギー庁の「平成21年度エネルギー白書*」を読み、この43年(1965年から2008年)で家庭用エネルギーの使用量が2.2倍になっているのを知った。
1965年の家庭用燃料割合は、石炭(練炭)が35%でトップ(電気は23%)だったが、現在は電気が50%を超え、使い勝手が良いので毎年増加している。電気消費量では、5倍増。
1965年(昭和40年)と言えば、麻雀に明け暮れた毎日だった。エアコン、カラーテレビは無く、14インチテレビ、小さい冷蔵庫と1輪の蛍光灯があるだけだったが、穏やかな暖かい家庭だったのが懐かしい。
それに比べ、我が家の今はブラウン管テレビ4台、効率の悪い冷蔵庫3台、ウォッシュレット2台、照明が最大では、消費電力が5倍なのも当たり前です。
エアコン、冷蔵庫、照明、テレビで2/3の電気消費。ウォッシュレットが3.9%を占めているのが、面白い。
(右図)
福島の事故で、原発に逆風が吹くのは当然だが、反対するだけでなく、自ら電気を使わない生活に戻る決意が必要。
原発反対、CO2大幅削減推進、焼却炉反対と大騒ぎしている輩に、オール電化のシャンデリアの家庭で、高排気量外車を乗り回し、ゴミを沢山捨てるインテリが多いものです。
ウォッシュレットの電源を切り、冷たい便座で冷水で洗うのも、昔よりはいいかと考えました。
*資源エネルギー庁のホームページより