フラフラしていたら、倉敷の建設現場に計装システムの作動テストに行かないかと言われた。
計装は全くの専門外だが、何でもできるふりをして、10日間(12/13-22)の出張に出ています。
1ケ月ぶりの建設現場ですが、プラントは完成して塗装が太陽に輝き美しい。 久しぶりに66mの架構に登り下界を見下ろした。
(新プラントの全景、中央が高さ66mのプラントの中核)
このプラントで、小生が設計した機器がある。
1年前にサイクロン(*) の設計を何処に外注するか、騒いでいた。
(*) 気体の中の粉を回転する渦流の遠心力で分離させる装置
やったことも無いが、「サイクロンの設計くらいならやれますよ!」と自信たっぷりに言ったら、やる事になった。
45年前の化学工学の教科書を開き、直径と下の円錐角度がポイントだが、形状をいい加減にエイヤと決めて製作に至った。
(右上)
海を眺める良い場所に設置されており、期待の性能が出るか不安ですが、運転の時には現場にはいないので、"まあいいか" と思いながら下りました。
(新入社員から育った工場に作品が残り嬉しくなり、得意になった投稿で失礼します。)