高校時代友人TJの定年後の生き様には何時も敬服しています。
銀行勤務で60歳定年後、自分の好きな語学(ドイツ・ラテン語)と歴史を深めたいと、千葉大学・史学科を受験して入学した。
2年前に会った時に「女子学生が多くて良いね。何時挫折するか!」と話した。
現在3年生で卒業単位は既に2年に取得して、今は興味ある科目を受講する勉学ぶりのメールをもらった。
研究テーマは、音楽好きらしく「フルトヴェングラー(1954年没、ベルリンフィル音楽監督)」で研究論文を送ってくれたが、小生には興味もなく難解!
都立N高は創立25年の新しい学校だったが、良き先生と教育方針で、文遊両道の音楽、演劇、タッチフット、野球など趣味豊かな生徒が多かった。(女優・芳村万理、卓球・荻村伊智朗が当時の有名先輩)
小生は大阪からの転校生でこれら都会の文明についていけず
硬派で、たまに音楽の好きなTJと吉祥寺の喫茶「田園」でクラシック音楽を聴き、お姉さんを見ながらコーヒーを飲んだ。
女子も才能豊かで、色白ポッチャリ美人のYM嬢は古文(特に万葉集と源氏物語)に造詣が深く、先生を凌ぐレベルだった。
15年前の同窓会にYM嬢(作家)も出席していたので、
軟派に転向した小生は、親しく話して本を贈ってもらった。
文通もしたが、小生の作文レベルが低すぎて恥ずかしく疎遠になりました。