根府川ライフ


カテゴリ:趣味(骨董、美術)( 87 )



横浜美術館・セザンヌ主義展

1/25 横浜美術館・セザンヌ主義展に行きました。

美術の才もなく日本画の方が好きですが、入場券2枚手に入ったので混雑する最終日に一人で行きました。セザンヌ(仏、1839-1906)は、ゴッホ、ゴーギャンと同時代の後期印象派画家ですが、ピカソ、ベルナール、マティスなどの多くの20世紀画家に影響を与えたと知りました。

今回の展覧会はセザンヌ40点、影響を受けた内外の絵画100点が一堂に会する面白い企画。安井曽太郎、天才佐伯祐三、岸田劉生、有島生馬などの肖像画、裸婦などは完全に影響を受けている。また、小野竹喬の日本画「笠岡の風景」も確かに構図、色が似ており、梅原龍三郎の絵はなかったが北京風景の構図は影響を受けていることも解り面白い企画でした。
また、大正初めにパリに留学できた安井、佐伯らは特別豊かな家で恵まれていたなとも思いました。

一枚余りもったいないので、入場券売り場にいたアベックに「1枚どうですか」と渡そうとしたら、人相姿からダフ屋と思われ「何ですか?」と嫌な不審顔、それでも渡して向こうも急にニコニコ。入場券(¥1,400)売り場の長蛇の列にも、不況とはいえ日本は豊かな国だとしみじみ思いました。
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by akiotakahashi | 2009-01-25 18:56 | 趣味(骨董、美術) | Comments(1)


12世紀南宋「夏珪」の山水画

11/22 奈良の実家にある掛軸を久しぶりに開きました。

30年前、新聞を読んでいた沈着冷静な父が「オッー」と声をあげた。家にある掛軸と同じものが、上野国立博物館で展示されていると言うのだ。すぐに博物館へ行き「夏珪の本物だ」と興奮気味だった(想像ではあるが・・・)

当時は同じものがあるのは「贋物の証拠だ」と馬鹿にしていた。しかし、ゴッホ・向日葵、モネ・睡蓮、ミレー・晩秋、若冲・鶏など著名な画家は同じ画景を描いて完成度を高めていくことが解ってきた。

上: 我が家の夏珪「江頭泊舟」
下: 国立博物館所蔵・夏珪「山水図」(ホームページより)





1978.1.23付日本経済新聞    右下の人物の拡大比較


改めて比較すると樹々、山々、泊舟、橋、余白構成などが微妙に違うが筆のタッチは全く同じで、「夏珪」(重要文化財級)だと確信した。
新発見として国立博物館で並べて展示する企画を提案すべきか思案中。また、将来所有権をめぐり兄と醜く争うのではと今から心配。

(国立博物館ホームページなどから) 夏珪は南宋の中期の画院画家。山水画をよくし馬遠とともに「馬・夏」と並称された。「山水図」は近衛家煕の「槐記」に記載される作品といわれ唐絵の最上のものとして珍重された。また、雪舟、狩野探幽が手本としたといわれる山水画である。
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by akiotakahashi | 2008-11-27 00:09 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


「風神雷神図4品」と「15世紀タイ国アユタヤ朝の仏頭」

11/3 上野国立博物館「大琳派展」に行きました。
洗練された琳派の絵画、工芸品、書は見事なものですが、約100年毎の「風神雷神図」(俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一/鈴木其一の4品が一堂に会する迫力に圧倒された。
基本構成は同じでも配置、配色、筋肉、目、爪、太鼓、雲の夫々微妙な違いを見つけるのも間違い探しのようでもあり、各作者の意思の違いを見るようでもあり、久し振りに良いものを鑑賞できて満足しました。
左上より俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の「雷神」

さて、帰りに東洋館の常設展示物の仏像を見て驚いた。22年前にタイ・バンコクの製油所の技術支援をしていたときに、オリエンタルホテルの骨董店で地方の美術館から流れてきたとの言葉を信じて購入した仏頭とほぼ同じものがあるではないか(写真は撮れない)! 歴史的には13世紀スコータイ朝または15世紀アユタヤ朝のものだと確信し、自分の審美眼(心眼)に自画自賛。
タイ国政府の重要文化財返還要請に応じて、プミポン国王からお褒めの言葉をもらえるかと夢想している。
アユタヤ朝時代期待の仏頭        スコータイ朝仏頭(世界史研究・山川出版)
(頭は同じでも鼻とあごの感じがスコータイ朝時代と違うか?)
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by akiotakahashi | 2008-11-03 18:00 | 趣味(骨董、美術) | Comments(1)


縄文時代(6000年前)の海底古木

(良寛ページの続き)
良寛さまのご利益で色々楽しむことが出来ました。
① 出雲崎での中越沖地震復興イベントでは、縄文中期(6000年前)の海底古木を入手できました。
2007.716の中越沖地震により海底地殻が揺れ埋没していた海底古木が大量(8km沖100m水深、10km×1km範囲)に現れ、鯛網に掛かっている。付着物の分析で6000年前の妙高山・焼岳の噴火によりなぎ倒された樹木が土石流に流され、出雲崎沖まで流れ着いた説が有力です。
(研究概要「2007.7新潟大学文献」ご参照)

② 国上寺では12年毎に開帳される本尊阿弥陀如来(奈良時代)を拝することができた。ご本尊の手には紐が繋がれ、その紐の端を握り、ご本尊の目を見ながらお祈りするのは実に有難い気持ちになります。
     
大江山の鬼退治で有名な「酒呑童子」も鬼になる前は、この国上寺に預けられていました。国上山麓に酒呑童子神社があり、賑やかに仮装する「酒呑童子鬼祭り」も楽しみました。
イベント会場では買い物をする度に海底古木の引換券が配布されるので、「足るを知る」を忘れて5個も古木をもらい少し恥ずかしい気持ち。後日6000年前の古木で仏像を彫りたいと、夢を膨らます。

なお、新潟(小千谷、長岡、柏崎)には木喰五行上人の木喰仏「微笑仏」が多く残っており、見学したかったが予約が必要でチャンスを逃したのが残念でした。
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by akiotakahashi | 2008-10-15 04:12 | 趣味(骨董、美術) | Comments(1)


黄河文明(4000年前)の灰陶土器

(骨董関連で)
古いものでは1.5億年前の恐竜の化石のほかに、4000年前中国・黄河文明時代の灰陶土器を持っている。
4年前、北京の高級骨董店の並ぶ琉瑠廠街の店で、奥の棚に古い土器を見つけた。「時代は何時か(什マ時候)」と聞くと、「4000年前だ」と言う。高校世界史で黒陶・灰陶・彩陶があったのを思い出し、傷も少なく信頼出来そうな店主なので即買った。
帰宅して古い教科書を調べると、正に同型のものが載っているではないか(感動)!
最近中国では、古い土器が続々と発掘され骨董の価値は下がっている。しかし、4000年前にどんな人がどのようにこの器を使っていたか想像するだけで夢が膨らむ。
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by akiotakahashi | 2008-10-11 06:37 | 趣味(骨董、美術) | Comments(1)


子ども恐竜の化石(1億5000年前ジュラ紀)

(旅順ページに更に補足)
9/16 旅順203高地への途中に大連自然科学博物館に行きました。各種化石、大型恐竜の骨格、鉱物など豊富で時間が無かったのが誠に残念。特に興味を引いたのは30匹まとまった孵化したばかりの恐竜と卵の化石でした。(残念ながら博物館で写真は撮れない)

さて、実は小生、子ども恐竜の化石を持っている。3年前北京の朝陽古物市で偶然に発見し「本物か(zhe是真的嗎)?」と聞くと、「そうだ(是的)」と言うので即買った。博物館のものと比べると骨格の色が濃い、傷みが無く完全に近い、石が硬いなど違いはありますが、更に科学的に価値のあるものか夢は膨らむ。

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by akiotakahashi | 2008-10-09 22:48 | 趣味(骨董、美術) | Comments(3)


1882年製OMEGAの置時計

ブログ開設を案内したところ、「もう少し面白い内容を!」とのコメントを I 君からいただき、9/16 旅順ページに補足してご紹介:

改革開放で瀋陽(奉天)には、露天が立ち並び大賑わいでした。骨董店で水晶にセットされたオメガの時計(1882年)を見つけた。

水晶は幸運を招く縁起物で、骨董品としても値打ち品とみて即買った。


帰国して調べるとスイス・オメガは1848年時計工房として始まり、1894年にΩマークを出したとあり、これは更に価値あるΩ品か夢は膨らむ。
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by akiotakahashi | 2008-10-07 06:59 | 趣味(骨董、美術) | Comments(8)

    

小田原・根府川にミカン畑を借り仲間と楽しんでいる。ミカン作業、登山、趣味など紹介
by akitaka
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