根府川ライフ


カテゴリ:趣味(骨董、美術)( 83 )



上野国立博物館の「栄西と建仁寺」特別展

5/1 上野国立博物館の栄西800年忌「栄西と建仁寺」特別展に行きました。

栄西は禅宗臨済宗の開祖で名高いが、茶を広めた茶祖でもあり、茶道と禅道に打ち込んだこともあるので、是非とも行かねば思っていた。

栄西が、宋からお茶の種を持ち帰り、京都の栂尾茶となっているが、種を入れた壷があり、この壺から日本の茶が始まったかと感慨深かった。

茶の効用から茶の製法などについて著した「喫茶養生記(1214年)」も興味深い。

「栄西と建仁寺」特別展看板と平成館、 新国宝の長野中ッ原遺跡 土偶「仮面の女神」, 茅野市ホームページより”


臨済宗の開祖、建仁寺の開山でもあるので、建仁寺の宝物の屏風絵・禅画や仏像・僧像なども多く展示され2時間かけてユックリ観た。

香厳が箒ではいた瓦のかけらが竹に当たり、その音を聞いて悟った禅絵「香厳の撃竹」が面白く、これなら悟りの境地も近いかと・・

博物館本館では、2014年に国宝、重要文化財に指定された51件の展示があり、得をした気分になった。茅野市中ッ原遺跡出土した縄文時代の新国宝「仮面の女神」は珍しい土偶。

久し振りに文化的なものに接し、充実したメーデーでした。
[PR]
by akiotakahashi | 2014-05-01 20:40 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


日本郵船歴史博物館“氷川丸”模型の公開

2/26 横浜関内の日本郵船歴史博物館での“氷川丸”模型の特別展示(2/18~)に行きました。

戦前にバンクーバー日本郵船にあったが、太平洋戦争で日本資産凍結によりカナダ政府に没収されたあと、数奇な運命を辿り73年ぶりに返還された精巧模型(実物の1/48、全長3.4m)です。

(日本郵船歴史博物館看板、    “氷川丸”の精巧模型, 撮影禁止)


豪華客船の模型、羅針盤など道具、戦争と船の悲劇などの展示が面白く、仕事がなければユックリと研究したい。

太平洋戦争での日本郵船の被害は、沈没船舶185隻(113万トン)、犠牲社員5312人で、当時は船舶犠牲者が多かった。軍人戦死者と違い、民間犠牲者の残された家族の苦労を偲ぶ。

(左:大正15年に再建・横浜生糸検査場、 右:帆船「日本丸」は三菱重工横浜造船所の明治30年一号ドックに繋留)
 

博物館は日本郵船横浜支店として1936年(昭和11年)に建設された建物で、外観や装飾壁に歴史を感じさせる。

横浜には明治・大正・昭和戦前の近代化建築が数多く(40棟登録)残されており、暇なときに、これらを巡るのも有益かと考えた。 

黙っていてもシニア割引の入館料を求めたのが少し不快だが、コーヒー付で250円なら季節も良くなり、毎日来ても悪くなさそう・・・・
[PR]
by akiotakahashi | 2014-02-26 20:10 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


「難民を助ける会チャリティーコンサート・中村紘子ピアノ」の鑑賞

2/17 赤坂サントリーホールで「難民を助ける会チャリティーコンサート・中村紘子ピアノ」の鑑賞をしました。

中村も69歳で一世風靡した風貌は衰え、相当に太ったのが悔やまれる。それでも、譜面も見ないで演奏するピアノは素晴らしい。

美智子皇后もご臨席で、丁度2階の対面におられ、少し屈んだ姿勢のまま穏やかに拍手される姿はご立派です。



2000人収容の大ホールは8割埋まり、ホールの賃料や出演料を差し引いて500万円程度の難民支援かと推定した。

貧困国の子供の支援 ”プラン・ジャパン”をしている同期のKBさんがおり、懺悔の気持ちで協力したいが、毎月銀行からの天引きは面白味がなく、会っても話を避けるようにしている。
家内を含め12000円で、中村紘子のピアノが聴け、善行をした気になれるのは価値がある。

演奏の写真を撮りたかったが、家内に止められてポスターだけになり残念。

久しぶりに文化的な環境に浸り、久しぶりに穏やかに食事をして帰りました。
[PR]
by akiotakahashi | 2014-02-18 00:25 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


「三菱みなとみらい技術館」と重厚長大企業

2/7 MM21にある「三菱みなとみらい技術館」を見学しました。

難しい派遣社員に気を遣われ仕事がなく、時間潰しに出掛けた次第。入場料は500円だが、老人と校外学習は無料なのが、未来志向の三菱重工業㈱です。

宇宙、海洋調査、航空機、船舶、環境、エネルギーのゾーンに別れて、実物展示、乗物の疑似操縦、エネルギー実験などが揃って、充実している。三菱重工の事業分野の広さに、改めて感心した。

ロケット発射と宇宙での活動が、360° スクリーンで映像されているのが、迫力があり面白い。

ジャンケンもできるロボットがお出迎え   巨大な深海調査船“しんかい6500”


今日の新聞で大手電機の3月期決算が、SONYは赤、Panasonic・SHARPはイマイチ、日立・東芝・三菱が好調の3極化だと報じていた。

軽薄短小の家電、オーディオ、パソコンが主力商品では、海外メーカーの動向、客の商品嗜好が頼りで浮沈が激しいが、重厚長大と馬鹿にされても歴史ある裾野の広い、真似のできない技術が大事。

近くにこんなに面白いのがあると知らず、来週から毎日通うかと考えました。
[PR]
by akiotakahashi | 2014-02-07 18:01 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


M21ドックヤード・プロジェクション・マッピング

1/22 MM21ドックヤード・プロジェクション・マッピング(3次元デジタル映像)を観賞しました。

横浜MM21は、三菱重工・横浜造船所(最下写真)の跡地を再開した地区で、シンボルのランドマークタワーに隣接して2号ドック (明治29年日本最古、107m石造、重要文化財)が、ドックヤードガーデン”として残っている。

(ドックヤードガーデン風景, 向こうのビルはランドマークタワー、  現役当時の2号ドック, netより)


暇なので散歩していたら、ドックヤード・プロジェクション・マッピングのポスターを見つけた。

東京駅や赤レンガ倉庫で話題になった流行のグラフィック映像が面白そうなので、無料入場券を手に入れ終業後の1.5時間を、ビールと焼き鳥で18:30の開演待ちした。

(MM21ドックヤード・プロジェクション・マッピングのパンフレット、   実物映像)


パンフレットでは; ドボルザーク“新世界”の曲とシンクロして、高さ10m、幅29mの石壁にデジタル映像がダイナミックに動き、スケール感、スピード感、臨場感がすごい。

実際は; 面白そうだが、僅か5分では短かすぎて、Blog用にカメラを準備しているうちに終わってしまった。

周りは若いカップルが多く、時間潰しに来た身寄りのない孤老のようで、場違いな雰囲気でした。(家庭でも孤立しているので、そのままだが・・・)

右のドックが帆船日本丸の停泊場、2番目がドックヤードガーデン、手前下がJR桜木町駅の場所相当する

[PR]
by akiotakahashi | 2014-01-23 06:53 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


映画「利休にたずねよ」観賞

クリスマスイブの12/24 映画「利休にたずねよ」を鑑賞しました。

利休が実際に使った長次郎・黒樂茶碗など本物の茶の名器を使い、裏千家今日庵・大徳寺・南禅寺などでロケをし、死んだ市川團十郎も出演し、国際映画祭で受賞したと聞き、かつて茶道の求道者だったものとして一見の価値はあるかと思った。



北野大茶会、小田原攻めの茶会などの迫力は映画のよさだが、風流・侘び寂びを奇妙に作った画像と無理に創作した筋書きなど、中身は見るに耐えない。
高麗王朝の娘が日本に拉致され、利休が愛し駆け落ちして切腹まで忘れないなど荒唐無稽で、北朝鮮拉致、従軍慰安婦が問題のときに時勢錯誤も甚だしい。

利休(海老蔵)の「私が額づくのは、ただ美しいものだけです!」には同感で、派遣先で訳のわからないのに色々言われる立場としては、同じ言葉を放って辞めてやるかと、思いました。

利休の辞世の句「人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺 提ル我得具足の一ッ太刀 今此時ぞ天に抛」(多少ヤケクソの雰囲気)
[PR]
by akiotakahashi | 2013-12-24 20:45 | 趣味(骨董、美術) | Comments(3)


浮世絵師の春画と"性生活の知恵"

12/19 奈良の実家で、布団の下に絹の袋に入った春画集があるのを見つけた。

父は、生真面目で聖人君子だったので、コッソリ見たとは考えられず、母が嫁入り前に祖母から手渡されたのではと推測した。昭和中期までの女性は、このようなもので教えられたかと想像すると面白い。

高校生のころに、医学啓蒙書「性生活の知恵」がベストセラーになり、本屋で立ち読みしようと探したのが、懐かしい。
あるのも忘れているだろうし、研究のためにリュックに忍ばせた。



手描きと版画で3冊の経折りになっており、全部で33枚あり、極細の筆で毛の1本まで書いているのが見事。
既に涸れて役にも立たないが、骨董価値がいくらか知りたいところです。

江戸時代の浮世絵師が、副業で春画を描いており、有名になる前の写楽、北斎、歌麿、広重らの作で、重要文化財級、1枚30万円として全部で1000万円かと夢が膨らむ。
[PR]
by akiotakahashi | 2013-12-19 19:49 | 趣味(骨董、美術) | Comments(5)


ニッサンの80周年の名車記念展示

11/18 帰宅途上の日産ギャラリーで日産創立80周年の名車記念展示を覗きました。

日々充実せずにBlogのテーマもないので、安易に車を並べてみた次第。
何れも名車で、一世を風靡した技術の日産プリンスで、トヨタを追い抜く勢いだった時代を思い出しました。

経営破たんした日産が回復しているのを見ると、ツキもあるが、社長の統率力、倫理観、経営指針が大切だとシミジミ感じた次第です。創立82周年だった筈の旧M社トップの、反省詫びの言葉を聞いた事が無いのが不満。

(ダットサン1000富士号、       スカイラインR32GTR-GT )

(ダットサン240Z、      ニッサンR382 )


生活が単調、仕事が暇で、残り少ない人生がこれで良いのかと考える毎日です。

「おほかたのよろず仕事はやめて暇あるこそめやすあらまほしけれ(徒然草151段)」を噛み締めながら帰りました。
[PR]
by akiotakahashi | 2013-11-19 06:45 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


映画「おしん」 と 高倉健「辛抱ばい」

11/6 映画「おしん」を観ました。

昭和52年当時のNHK朝ドラ「おしん」は見ることはなかったが、今年1月のNHK再放送を見て、是非とも映画版をと念じていた。

25年ほど前、タイに長期滞在していた時に怪しげな酒場で、女給がサービスもせずにテレビの “タイ語版おしん”の見ながら「ナンソンサン(可哀そう)」と涙していたのを思い出す。

(左:映画、 右:テレビ、  写真はnetより)


昭和半ばまでの地主の搾取、冷害、津波、噴火などに耐えた東北地方貧農の辛抱は、今の世代には縁が無く、生活保護者や悲惨ではあるが津波被災者も、感謝を忘れ足らぬ足らぬと不満、たかりの風潮にはウンザリ。

おしん役濱田ここねの演技は上手で、将来が楽しみ。リメイク版は、オリジナルと比較されて気の毒だが、おしん、父母とも垢抜けて違和感があり、高貴な平家の落人みたいです。
それでも良き映画で、久し振りに涙しました。(鬼の目にも涙;Even the hard-hearted can be moved to tears.)

文化勲章の高倉健が、「辛抱ばい」の母の言葉を胸に頑張ったそうだが、家庭、職場では辛抱の限界で、俗世との交わりを避けた隠者生活をしたい気分です。
[PR]
by akiotakahashi | 2013-11-05 19:58 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


神奈川歴史博物館「神奈川県庁本庁舎(キングの塔)とかながわの近代化遺産」特別展

9/11 横浜馬車道の神奈川県立歴史博物館での特別展「神奈川県庁本庁舎とかながわの近代化遺産」(シニア料金100円)を見に行きました。

横浜には明治、大正、昭和初期の近代化建築があまた残るが、横浜のシンボルでもある神奈川県庁は、昭和3年竣工の4代目庁舎です。

(パンフレット、  神奈川県庁本庁舎・キングの塔、     建設中, 鉄筋コンクリート構造  ・・・netより)


1923年関東大震災で壊れた県庁再建を設計競技(コンペ)でおこない、小尾嘉郎(26)の五重塔をモチーフにした設計図が採用され、戦時の空襲にも耐えて残り、85年経ても現役の近代化遺産。
当時のコンペ提案作品、設計図、写真、飾り、調度品、錦絵などが展示されて興味深い。

県立歴史博物館自体も、明治32年竣工の旧正金銀行本店で、重要文化財の見事な建物です。 
(右:県立歴史博物館, 補強レンガ・石構造)

神奈川の近代化遺産建築のパンフレットによると、横浜には38棟の近代化建築が残っており、これらを制覇するのも面白いかと思いました。

昼休みに出掛け昼食を逸したが、暇で頭も体も使わず、新陳代謝も衰えたシニアなので、全く支障はありませんでした。
[PR]
by akiotakahashi | 2013-09-12 04:08 | 趣味(骨董、美術) | Comments(6)

    

小田原・根府川にミカン畑を借り仲間と楽しんでいる。ミカン作業、登山、趣味など紹介
by akitaka
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30