根府川ライフ


カテゴリ:趣味(骨董、美術)( 87 )



横浜高島屋の大黄金展

5/25 横浜高島屋の大黄金展に行きました。

無料なので入ったが、黄金の力道山が迎えてくれた。

茶釜(1.6億円)、仏像(2千万円)など500点が、展示販売されている。

金満老人に見えたようで、セールスマンが笑顔で寄ってきて、相続税対策に金の仏壇の鐘(500万円)を薦める。

「西郷隆盛と同じく、児孫のために美田を買わずが、我が家の遺法だ!」と言った。

更に、金細工があれば高値で買い取ると言うので、昔の万年筆の14kペン先を思い出し、「考えてみる。」と言って、名刺をもらった。

金は、この10年で4倍になっており、金1gの相場は;

2000年:1100円
2005年:1500円
2010年:3500円
2015年:5000円

(6億円の金塊、120kg, 35cm長さ)

火葬場で、母の金歯を必死で探す卑しい姿が、目に浮かびました。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-05-25 20:01 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


岡倉天心 「茶の本」

5/9 岡倉天心「茶の本」を読み始めました。

「本を整理して、ゴミに出した。」 と聞き、珍しく良いことをしたと思いつつ、不安になり確認した。

家内の本だけでなく、小生の昔の愛読書まで捨てられていた。

ゴミ漁りは、近所の目もあるので、「茶の本(角川文庫,50円)」だけを抜出した。

若いころは読み流していただろうが、今読んでみると欧米文化を皮肉っぽく揶揄し、日本文化の優れていることを、論理的に、英語(The Book of Tea)で書いたのに感心し、面白い。

岡倉天心(1862-1913)は、横浜生まれで、6歳から英語を学び、15歳でフェロノサに師事、17歳 東大卒業、27歳 東京美術学校校長、47歳 ボストン美術館部長の経歴はすごく、日本の文化財を保護し、美術を発展させ、日本文化を世界に発信した。

新渡戸稲造(1862-1933)、鈴木大拙(1870-1966)とともに、明治の偉大な国際文化人です。

最近は記憶力が衰えており、昨夜何を食べたかも忘れる。

「茶の本」は薄い本だが、読んだ先から忘れるので、1冊あれば、死ぬまで何度読んでも、新鮮に読めるかと思いました。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-05-09 06:50 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


井原市の平櫛田中美術館

4/19 岡山・井原市の平櫛田中美術館に行きました。

平櫛田中(1872-1979)は井原出身で、国立劇場のロビーにある極彩色の六代目尾上菊五郎 “鏡獅子”(S30年、83歳)が、特に知られる。

岡倉天心に師事し、美術館前の“五浦釣人(90歳)” 像の天心の表情と釣り竿姿は、素晴らしい。

(五浦釣人、 鏡獅子、 鏡獅子モデル菊五郎の裸像から制作)


107歳まで彫り続けたが、「六十、七十は鼻たれ小僧 男盛りは百から百から わしもこれからこれから」と言って、100歳になって30年分の彫刻に使う木を準備した意欲、熱意、パワーは凄い。

家内から「昔の罪滅ぼしに、100まで働くべし」と、冤罪で言われ続けているのには、"男盛りは100から"としても、困ったものです。 

「人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる、今やらねば何時できる、 わしがやらねば誰がやる」, 田中の言葉が、虚しく流れる。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-04-20 22:11 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


練馬美術館「最後の浮世絵師・小林清親 没後100年展」

4/11 練馬美術館「小林清親(1847-1915)没100年展」に出掛けました。

3月のNHK日曜美術館が面白かったので行ったが、小林清親の名前は初めて聞いた。
 (右:「川口善光寺雨晴, 1879年」)

江戸生まれで、伏見の戦いで負けて幕臣から変身した、最後の浮世絵師(錦絵)です。

新東京の名所風景、両国火事、日清戦争、静物、動物、風刺画を、最大35枚刷りの木版で、生き生きした描写、光、色彩、遠近法などに多彩な才能がある。

日本橋、新橋、愛宕山、箱根、薩田峠などの風景を、今と思い較べるのが面白く、150点もの展示だが、飽きない。

 

高校は荻窪にあったので、井荻、石神井の友人がいて石神井公園にも行ったが、当時は練馬大根の畑が多かった。

中村橋の練馬美術館は立派で、広場は子供が楽しめる工夫がされており、練馬も豊かになりました。

西武池袋線は今年開通100年で、高架線になっており、50年前と変わっているのに驚きました。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-04-11 18:24 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


沖縄首里城の世界遺産「守礼の門」

(3/5) 骨董が好きだが、残念ながら高価なものはなく、馬鹿馬鹿しいものが多い。

3年前、沖縄に行った時に、再建された首里城(1992年)、守礼の門(1958年)に立ち寄った。

守礼の門の柱の下は、漆は残っているが柱木は風雨に朽ちてボロボロで、触ると剥がれたので持ち帰った。

その後、テレビで守礼の門を見るたびに、倒壊しないかと心配している。

(守礼の門 、     中央右柱下の残骸)
 

25年前に沖縄の石油基地に行き、タンク、消火栓の南側の塗装が剥げているのに気付いた。

沖縄の台風は、もの凄く、風が砂を巻き上げ吹き付けるので、やすりで削ったように塗装が剥がれると聞き驚いたのを思い出す。

沖縄の世界遺産も、風雨と悪い観光客に耐えるのは厳しいそうです。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-03-05 04:45 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


横浜そごう美術館「円空・木喰展」

3/2 横浜そごう美術館「円空・木喰展」に行きました。

全国の円空仏・木喰仏が250体も並ぶ大規模展で、ガラスケースでなく真近に表裏が見える工夫が良い。

(そごう美術館、    特に良かった木喰12神将・新潟柏崎の西光寺)
 

木喰の微笑仏が好きで、5年前に故郷の山梨身延町丸畑の木喰記念館に行ったことがある。
80歳を超えて木喰が故里で渾身の力で彫った四国88体仏があったが、大正期に欲深い子孫が売り払ってしまい、仏は何もなかったのは残念だった。

円空(1632-1695)は荒削りの作風は感覚的で、世界でも稀な木彫の天才と言える。削りかすからでも、仏(木っ端仏)が現れ、12万体削ったのには驚く。

木喰(1718-1810)は、五穀、塩、火を通した食物を断つ修業「木食戒」し、遊行僧で旅しながら60歳から彫りはじめ、90歳で2000体を目指したのだから凄い。

帰宅して木喰は92まで彫り続けたと言ったが、「定年で60から働くのと同じだ。木喰のように90まで頑張れ」と励まされました。


[PR]
by akiotakahashi | 2015-03-02 21:45 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


上野国立博物館“みちのくの仏像展”と横浜そごう美術館“後藤美術館絵画展”

1/25 上野国立博物館“みちのくの仏像展”と横浜そごう美術館“バロックからバルビゾンまで後藤美術館コレクション展”のハシゴをしました。

1.“みちのくの仏像展”は期待通りの仏像群で、良き展示です。

東北は蝦夷の国で平泉以外は何もないと思っていたが、一木造の落ち着いた表情の素晴らしい仏像が作られたのに驚いた。
平安・鎌倉時代に仏教が陸奥の奥までに布教され、有力者が雪の中を、懺悔し繁栄を祈る姿を思い浮かべた。

(国立博物館“みちのくの仏像展”、 三大薬師如来、11面観音など, パンフレットより)


24体の仏像(国宝1、重要文化財8)だけで、拝観者も少なかったので、ゆっくりと鑑賞できた。

1/18のNHK日曜美術館「みちのくの仏像」で、庶民が厳しい自然の中で飢え凍えながら、信心する素朴な仏像が面白く、1人静かに巡るのも良いかと思いました。

(中国が返せと騒ぎそうな東洋館・唐時代の石仏・壁仏は見事、  上野公園スプレー絵描きのパーフォーマンスも見事)


2. “バロックからバルビゾンまで山寺・後藤美術館展”

ヨーロッパの絵画(聖書の物語、肖像画から自然派、16-18世紀)の97点は、画風の流れが解り、それなりに面白い。

知っているのはコロー、ミレイ?、クールベだけで、知らない画家が世界に多いのを悟った。

聖書、肖像、静物画より田園、風景画のほうが解り易く好み。

後藤美術館は、山形の実業家・後藤季次郎が、山形・山寺の近くに平成6年開館したそうだが、これだけのお宝を何で儲けて集めたか、解らなかった。(少し怪しい?)

3. 欧米の美術館の入場料は、無料または安いが、日本は1000~1600円でも、混んでいるのが不思議です。
特別展も敬老無料、割引を設定して欲しいが、割引が無くても入場者の殆んどが老人の優雅な国になりました。似非文化人?


[PR]
by akiotakahashi | 2015-01-25 21:06 | 趣味(骨董、美術) | Comments(3)


古代インドネシアの国宝級のお面

11/26 正倉院展で天平時代の伎楽面を観た余韻で、古代インドネシアの漆喰製の面(トペン)があるのを思い出して取り出した。

父が林業関係の仕事でインドネシアに暫らく滞在していたときに、現地の有力者から古代の仮面として入手したもの。

10年前にインドネシア出張の時にジャカルタ博物館で、同じような面が展示されていたので、インドネシアに持って行けば国宝級のお宝です。

(古代インドネシアの面,トペン、 正倉院展の伎楽面"呉女"、 バリ島トペン博物館*)


お面の目の裏に赤いライトを取付けて被り、子供を驚かせて泣かせたのが懐かしい。

面白かったが、ライト取付の細工をするうちに、お面の漆喰が剥がれ落ち、重要文化財級に価値が下がったのが残念。

祭礼、儀式か踊りに被ったと思われるが、この面を、誰がどんな使い方をしたのか、想像を若き立てられます。

*写真は”現地infoバリ<ブログ>”より

[PR]
by akiotakahashi | 2014-11-26 21:00 | 趣味(骨董、美術) | Comments(2)


古代鏡の輝き

11/13 古代鏡を磨いて、2000年前の輝きを再現しました。

上野の国宝展、奈良の正倉院展に行き、古代の鏡が展示されているのを見て、鏡があったのを思い出した。

10年前に、中国の仕事で10回出張したことがある。北京の骨董街・琉璃厰に行くのが楽しみで、骨とう品を可なり買った。
骨とう店で、「これは本物か(ジェーシー・ジェンホー・マ)」と聞くと、必ず「本物だ、漢時代だ」と答えていたのが懐かしい。

古代鏡を取り出して、錆で汚く保存するより、磨いて鏡として使うかと考えた。



紙やすりで磨くと、黄色(黄銅、銅+亜鉛)と白(白銅、銅+ニッケル)の金属色が出てきて、黄銅の方を磨き粉で仕上げた。

少し凸鏡になっており、顔全体が映るように工夫しているのに感心した。
古代の輝きに浸っていたが、「偽物で何をしているか」と言われて興醒め。
[PR]
by akiotakahashi | 2014-11-13 20:40 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)


京都国立博物館「鳥獣戯画と高山寺展」と味噌漬け”一の傳”

11/7 京都国立博物館「鳥獣戯画と高山寺展」を鑑賞しました。

鳥獣戯画絵巻の修復が終わった特別展で、甲乙丙丁絵巻4巻の夫々のテーマが異なり面白く、新発見がある。また、高山寺の数多くの寺宝は価値がある。

誰でも知っている人気の絵巻の公開なので、入館と館内(鳥獣戯画のまえ)で合計2.5時間待ちの大盛況で、疲れ切った。



京都錦市場の近くにある味噌漬け”一の傳”で食した。一度入りたかった店で、念願がようやく叶って満足。



京都は紅葉が始まり、永観堂のライトアップがスタートしたが、疲れたので諦めてホテルに戻りました。

文化と食の秋を、家内と珍しく穏やかに過ごせました。
[PR]
by akiotakahashi | 2014-11-07 22:08 | 趣味(骨董、美術) | Comments(0)

    

小田原・根府川にミカン畑を借り仲間と楽しんでいる。ミカン作業、登山、趣味など紹介
by akitaka
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30