根府川ライフ


12世紀南宋「夏珪」の山水画

11/22 奈良の実家にある掛軸を久しぶりに開きました。

30年前、新聞を読んでいた沈着冷静な父が「オッー」と声をあげた。家にある掛軸と同じものが、上野国立博物館で展示されていると言うのだ。すぐに博物館へ行き「夏珪の本物だ」と興奮気味だった(想像ではあるが・・・)

当時は同じものがあるのは「贋物の証拠だ」と馬鹿にしていた。しかし、ゴッホ・向日葵、モネ・睡蓮、ミレー・晩秋、若冲・鶏など著名な画家は同じ画景を描いて完成度を高めていくことが解ってきた。

上: 我が家の夏珪「江頭泊舟」
下: 国立博物館所蔵・夏珪「山水図」(ホームページより)





1978.1.23付日本経済新聞    右下の人物の拡大比較


改めて比較すると樹々、山々、泊舟、橋、余白構成などが微妙に違うが筆のタッチは全く同じで、「夏珪」(重要文化財級)だと確信した。
新発見として国立博物館で並べて展示する企画を提案すべきか思案中。また、将来所有権をめぐり兄と醜く争うのではと今から心配。

(国立博物館ホームページなどから) 夏珪は南宋の中期の画院画家。山水画をよくし馬遠とともに「馬・夏」と並称された。「山水図」は近衛家煕の「槐記」に記載される作品といわれ唐絵の最上のものとして珍重された。また、雪舟、狩野探幽が手本としたといわれる山水画である。
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by akiotakahashi | 2008-11-27 00:09 | 趣味(骨董、美術) | Comments(4)
Commented by 食山人 at 2008-11-27 10:49 x
お宝鑑定団に出演されては如何でしょうか?作品の真贋もさることながら高橋さんご自身のお人柄も重要文化財級で放送局は食いついてくるように思いますが・・・(^^)
Commented by rollingwest at 2008-11-27 21:08
タイ・アユタヤ朝の仏頭や南宋・山水画など、世界的な美術品が次々に出てくるT橋家はすごいですね!
次は何のお宝物が発掘されるのでしょう・・。 実に楽しみ(笑)
Commented by masao at 2008-11-28 10:07 x
水島のホテルからの発信だそうですが、外出先からにしてはかなり難しいブログ編集ですね。(私はまだやっていませんが、携帯からの写真入り記事の発信も可能なようです)
コメント欄を復活されて、また投稿がしやすくなりました。何といってもBLOGの良さは、HPと違っていろいろな友人や読者からの感想や意見がすぐに聞けることです。
つまらぬイタズラ投稿(ごく稀なはずです)などにめげずることなく、息の永いブログ発信をぜひ続けてください。
Commented by akiotakahashi at 2008-12-02 03:50
おっしゃる通りBlogはコメントをいただけるのが嬉しいです。さらに、何を書こうかと何時も頭にあり、頭の訓練、日常生活の興味心などボケ防止にも良いと思っています。話題が尽きたときは、活動も鈍り末期に近いかな・・。励ましに感謝。

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