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根府川ライフ


NHK教育『こころの時代 “しゃあない”を生きぬく・建築家 安藤忠雄』

10/1  NHK教育『こころの時代(日曜5時) “しゃあない”を生きぬく・建築家安藤忠雄』が、実に面白かった。

不自由、不遇、病気などを、「しゃあない」と割り切り、努力し工夫をする生き方に共鳴した。

地震、水害、原発、過労死、いじめ死、セクハラで、支援、補償、慰謝料の”タヨリとタカリ”の風潮に呆れる。

安藤(S15大阪)は、戦後に資産没収となった祖父母に貧困の中を育てらた。
(右:独立し建て直した間口2間の住まい)

装飾のアルバイトをしながら、独学で、世界的建築家になった。

淀川が決壊しそうでも、運命なら “しゃあない”と、避難しない祖母だった。

安藤も影響を受け、仕事が報われなくても、失敗しても、精一杯努力したのだから、“しゃあない”とする。

また、“お金を大切に使う”ことも教えられ、吝嗇で金を貯めるのでなく、“自分の知識、文化度を高める自己投資の金”は惜しまない。

今更、自己投資は意味なく、自分の楽みだけに使うのも“しゃあない”。
一方、稼いだ金が、すべて家内のものになるのは、“しゃあない”では済まない。


by akiotakahashi | 2017-10-01 19:58 | その他 | Comments(2)
Commented by wasitaka at 2017-10-02 21:34
この番組は見ていませんが、安藤忠雄の世界には凄さを感じていました。工学関係の技術者は色々いますが、建築の世界は芸術家という雰囲気が強く、機械や電気のエンジニアとは違いますね。
Commented by akiotakahashi at 2017-10-03 03:55
wasitakaさま:小生の頃は、建築、電子が人気学科で難しかった時代です。建築にも、デザイン、構造の2種あり、芸術的センスのないのにも道はありました。

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小田原市根府川で、ミカン畑を借りて、仲間と楽しんでいる。ミカンだけでなく、山・旅・グルメ・環境などを日記代わりに投稿します。
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