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根府川ライフ


粒々辛苦のジャガイモ

7/15 「ジャガイモが無くなったが、根府川に残ってないか」と問われ、畑に行きました。

今年のジャガイモは、植える時期が遅かったので、豆粒みたいなのが多く、面倒なので残していた。

炎天下を、スコップで掘り返して、収穫するのは重労働で、汗が滴り落ち、虫に刺されて大変だった。

小さいジャガイモ粒を見て、李紳の漢詩『憫農(農を憫れむ)』を思い出した。

(畑の成果、 炎天下でのビールと大根おろしは美味)


夏の田んぼで、お百姓さんが働いているのを見たことはなく、機械化と農薬と補助金で、兼業のダブルインカム、定年無しの気楽な稼業になったものだ。

ご飯の一粒一粒が農民の苦労の結晶であったのは40年前までで、「粒々辛苦」は死語になった。

このジャガイモの一粒一粒が、苦労の結晶なのを、家内は知らない。

『憫農(農を憫れむ)』李紳 
鋤禾日当午(*禾(か)をすいて日午に当たる)*禾:稲
汗滴禾下土(汗は滴たる禾下の土)
誰知盤中餐(誰か知る**盤中のそん)**お椀の中のご飯
粒粒皆辛苦(粒粒皆辛苦なるを)


by akiotakahashi | 2017-07-15 15:21 | 根府川とミカン | Comments(2)
Commented by wasitaka at 2017-07-16 06:22
猛暑の下でのジャガイモ収穫はご苦労様でした。私も昨日、長男の畑でナスや大葉などを収穫して日に焼けましたが、短時間です。
ジャガイモ収穫で大汗をかかれたことは容易に推測が出来ます。大変でしたね。
Commented by akiotakahashi at 2017-07-17 06:54
washitakaさま:若いご長男の園芸の才能に、何時も感心しています。夏の畑仕事は、重労働です。

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小田原市根府川で、ミカン畑を借りて、仲間と楽しんでいる。ミカンだけでなく、山・旅・グルメ・環境などを日記代わりに投稿します。
by akitaka
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