1/27-30 沖縄ツアーに出掛けました。
沖縄には仕事で何回か行き、抜け目なく飲み食いし、観光はしたが、ゆっくり観光するのは初めて。
1. 海と沖縄戦
南国の海は緑鮮やかで、見ていて飽きずに、心穏やかになります。
グラスボートに乗って、サンゴ礁の海を覗き、熱帯魚が泳ぐのを見て家内は大喜びだった。
戦中派は、断崖を見上げ、米兵に追い詰められて身を投げた婦女を、涙して偲んだ。
(沖縄サミットのあったホテル、 美ら海水族館)
2. 城跡と戦国時代
狭い沖縄でも山城が多くあり、太平洋/東シナ海を見下ろす世界遺産の城跡(5カ所)を巡った。
島外の敵の備えでなく、12世紀戦国時代に3国で争った名残で、曲線、万里の長城、アーチの特色ある石積が見事。
(勝連城、 今帰仁城)
3. 鍾乳洞と沖縄戦
南部には幾多の洞窟がある。サンゴ礁鍾乳洞の玉泉洞は、全長890mが公開されており、その広さと多様な造形は、一見の価値がある。
沖縄戦では、米兵に追い詰められた村民、女学生、兵士は洞窟に逃れ、戦死した。
ひめゆりの塔には、修学旅行の派手な化粧、衣装の女子高生で賑わい、時代の流れを感じる。
(鍾乳洞の玉泉洞、 ひめゆり女学生の洞窟)
牛島満守備隊長は、軍令「最後まで敢闘し悠久の大義に生くべし」を残し自決したが、無責任で最後まで住民を巻き込んだ戦犯だ。