4/27 三浦半島にある三浦三十三観音の秘仏が、毎午年(12年毎の御開帳、今年は4/18-5/18)に公開されているので、半島一周の33カ所霊場巡りに、バイクで朝6時に出た。
逗子のJR踏切で地図を風に飛ばされてしまい、三浦半島南端の城ケ島に変更した。
(釣り人と遠く房総半島の山々)
島の展望台からの太平洋と房総半島、伊豆大島、伊豆半島の眺めが素晴らしく、磯に下りて散策した。堆積層のある凝灰砂礫岩が、地殻変動で傾き、波で浸食された地形を見るのは楽しい。
城ケ島大橋の下にある北原白秋の“城ケ島の雨”の詩碑を、高校の課外授業で見た良き時代を思い出す。
第27番観音札所・円乗院(横須賀)の秘仏公開、 大地変動と浸食のあとの磯岩”
日本で5番目(明治3年)に点灯した城ケ島灯台を見学したあと、「朝獲りのシラスよ!」のお姉さんの呼び込みに釣られて、9時開店早々の食堂に入った。生シラス(680円)は、塩の味が残り舌触りもよく美味。
飛び込み一寸待て看板「思い出せ家族の顔や友の顔」に悩む老人、 生シラスとマグロ丼)”
三十三観音巡礼は叶わなかったが、今更ご利益を急ぐ必要のない歳なので、12年後に延期することにしました。