9/11 横浜馬車道の神奈川県立歴史博物館での特別展「神奈川県庁本庁舎とかながわの近代化遺産」(シニア料金100円)を見に行きました。
横浜には明治、大正、昭和初期の近代化建築があまた残るが、横浜のシンボルでもある神奈川県庁は、昭和3年竣工の4代目庁舎です。
(パンフレット、 神奈川県庁本庁舎・キングの塔、 建設中, 鉄筋コンクリート構造 ・・・netより)
1923年関東大震災で壊れた県庁再建を設計競技(コンペ)でおこない、小尾嘉郎(26)の五重塔をモチーフにした設計図が採用され、戦時の空襲にも耐えて残り、85年経ても現役の近代化遺産。
当時のコンペ提案作品、設計図、写真、飾り、調度品、錦絵などが展示されて興味深い。
県立歴史博物館自体も、明治32年竣工の旧正金銀行本店で、重要文化財の見事な建物です。
(右:県立歴史博物館, 補強レンガ・石構造)
神奈川の近代化遺産建築のパンフレットによると、横浜には38棟の近代化建築が残っており、これらを制覇するのも面白いかと思いました。
昼休みに出掛け昼食を逸したが、暇で頭も体も使わず、新陳代謝も衰えたシニアなので、全く支障はありませんでした。