3/16 北九州市の門司港駅と小倉の街を散策しました。
門司港から下関は500mの直ぐ先に見え、関門海峡は狭く潮流は早そうで、源平合戦の平家、巌流島への武蔵も苦労したかと実感した。
門司港駅には関門連絡船の通路が残っており、子供の頃に宇高連絡船に乗るために高松駅で汽車を降りて必死に走ったのを思い出す。
<大正3年木造門司港駅、 すぐ前が下関の関門海峡と関門大橋>
門司港は、九州の玄関また特別輸出港(米・麦・石炭・硫黄)として、明治中期から栄えたので、古い建築が残るレトロな街として観光に力を入れており、満開の桜にレンガ・木造の建物が映えて美しい。
<桜が満開の大正10年三井倶楽部、 桜が咲きはじめの国際友好図書館>
小倉は、旧M社に2人出身がおりその風貌、振舞いから田舎町だと思っていたが、モノレールもある立派な都市なのに驚いた。
小倉城、松本清張記念館の観光は止めて、小倉の台所”旦過市場”に魚を食べに行ったが、本当の庶民市場で食堂は無いので、仕方なく小倉名物の”ぬかみそ炊き*”を買った。
<桜の蕾がピンク色の小倉城の遠景、 旦過市場のぬかみそ炊き>
(*鯖、鰯を糠床と醤油で煮込んだもので、骨まで食べれ缶詰の魚のような味が美味)
北九州市は、50年前に100万人政令指定都市になったものの凋落一直線だと思っていたが、多少は回復しているかと感じました。