根府川ライフ


根府川駅ツバメの子育て、白楽天の「燕詩」

6/24 横浜でも台風の風が強烈だったので、根府川のミカンが仕事中も心配で、朝一で出掛けた。
大樹が2本倒れ一人で起こすのに半日かかりました。小生同様老木なので、回復できるか難しいところです。

2週間前に根府川駅で、雛が巣立ちし親ツバメが寂しそうだったが、雛がピーピー騒いでいるのに驚いた。
観察していると、1、2分毎に夫婦ツバメが餌をくわえて出入りしていた。

(左:6月24日、  右:6月30日、1週間で可なり育った)


10時間労働しているとすると、夫婦で一日600匹の虫を苦労して捕えている親の愛に感動するとともに、都会では虫が少なくツバメがいなくなるのは当たり前かと思いました。

前に見たのは、卵を温めている親ツバメでした。(得意の早とちり)

親心に泣かされる白楽天の「燕詩」の前半を;

梁上有雙燕  梁上(りゃうじょう)に雙燕(そうえん)有り
翩翩雄與雌  翩翩(へんぺん)たり雄と雌と
銜泥兩椽間  泥を銜(ふく)む兩椽(りょうてん)の間
一巣生四兒  一巣に四兒(しじ)生む
四兒日夜長  四兒日夜長じ
索食聲孜孜  食を索(もと)めて聲は孜孜(しし)たり
青蟲不易捕  青蟲(せいちゅう)捕え易(や)すからざるも
黄口無飽期  黄口飽く期(とき)無し
觜爪雖欲弊  觜爪(しさう)弊(つか)れんと欲(ほっ)すと雖(いへど)も
心力不知疲  心力疲るるを知らず
須臾千來往  須臾(しゅゆ)に千たび 來往し
猶恐巣中飢  猶ほ巣中の飢を恐るるがごとし
辛勤三十日  辛勤三十日
母痩雛漸肥  母痩せて雛漸(ようや)く肥ゆ
喃喃敎言語  喃喃(なんなん)として言語を敎え
一一刷毛衣  一一毛衣を刷(ぬぐ)ふ
一旦羽翼成  一旦羽翼 成りて
引上庭樹枝  引(ひき)ゐて庭樹の枝に上る
舉翅不回顧  翅(つばさ)を舉(あ)げ回顧せずして
隨風四散飛  風に隨(したが)ひ四散して飛ぶ

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by akiotakahashi | 2012-06-25 07:08 | 根府川とミカン | Comments(4)
Commented by wasitaka at 2012-06-26 08:26
我が家の近くにもツバメの巣が沢山あり、彼らの子育て努力には感心しています。そんな中、5月に我が家の玄関入口に営巣を企てたため、非情ながらも拒否しました。そのためそのツバメたちは隣家に、狙いを変えて無事新居を営むこととなりました。巣の下に積もる糞を考えると、玄関増しただけは勘弁してもらいたい、というのが本音です。
Commented by akitaka at 2012-06-27 03:12 x
遥か彼方の異国からのご訪問に感謝です。最近の建物表面は、汚れ防止の処理がされ、ツバメの巣が落ちやすく、ツバメが少なくなっている原因と聞きました。ソれにしても子育て努力は大変なものです。
Commented by rollingwest at 2012-06-27 05:49
アキタカ様は最近燕フェチですね。この漢文にも、外敵から必死に守られ育て上げてもらった親に感謝することなく飛び立つ燕巣立ちに当たって親に感謝しない子燕、親燕の悲哀は盛り込まれているのでしょうか?
Commented by akiotakahashi at 2012-07-01 20:27
RWさま:雛ツバメの餌を争ってピーピー鳴いているのを見るのは可愛くて時間を忘れる一方、家を出て勝手に暮らす子供の姿と重なり合います。それにしても親ツバメの姿には感動しました。

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小田原・根府川にミカン畑を借り仲間と楽しんでいる。ミカン作業、登山、趣味など紹介
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