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根府川ライフ


台湾ツアー(その2) 文化編

(3/20-25) 台湾はそれなりに豊かな生活をし、性格も穏やかな国民だと思いました。

1. 台湾は仏教、道教、儒教の国で寺、廟、祠が多く、拝む仏像、七福神、三国志、関羽、狛犬などが巨大で金ぴかなのには馴染めない。

2. 各地に戦没者を弔う立派な祠がある。3万人の台湾人が日本兵として死んだと知り、また、日本人戦死者も埋葬され祀られているのに感謝。

(派手な楼閣, 高雄・蓮池潭 龍虎塔、 派手な関羽像と内飾, 台中・日月譚湖 宝覚寺)
 

3. 鄭成功は、1661年に占領していたオランダを追い出した英雄として特に敬われる。
母が日本人の長崎生まれで、近松門左衛門「国性爺合戦」が鄭成功と初めて知った。
(台南のオランダ城跡・赤嵌楼と鄭成功像)

4. 台湾での日本統治(1895-1945)は、評価されているのが嬉しい。また、自動車、ファミリーマート、クロネコヤマト、三越そごう、ユニクロ、吉野家などの日本企業も愛され、日本のVIP顧客。

 (台湾少数先住民族, 花蓮  宮崎駿「千と千尋の神隠し」の茶屋, 九份)
 

5. 蒋介石には、1947年の3万人を虐殺した2.28事件での恨みは多い。故宮の至宝を持ち去った故宮博物院は、中国大陸からの観光客で大混雑で、有名な「翠玉白菜」は30分待ちで大陸パワーを再認識。

6. 台湾では電車の優先席を「博愛座」と言う。自然に我々に座席を譲ってくれた青年の博愛精神は素晴らしいが、過ぎるかと複雑な気分。
by akiotakahashi | 2012-03-27 22:41 | Comments(4)
Commented by wasitaka at 2012-03-28 06:51
台湾は私も3回訪問していますが、親日的な国民性にはいつも感心しています。一方で新竹の工場を訪問した際に、砂浜などの海岸には立ち入り禁止と、大陸に対する危機意識は相当強いものがありました。それが今では「翠玉白菜」で30分待ちとなるほど観光客が来ているとは驚きです。
なお座席を譲ってもらうことに対する抵抗感は、充分に理解できますよ。
Commented by akiotakahashi at 2012-03-28 22:05
washitakaさま:日本の統治で治水、農業、砂糖・キニーネなど産業で台湾がかなり安定したのは本当かと思いました。コンピュータ専門の大学も設立されており、シャープの筆頭株主になるなど安定した経済成長は見事です。
Commented by rollingwest at 2012-03-28 22:19
台湾に親近感がわきます。中国の増長慢が目立つ中で・・、余計に。
Commented by akiotakahashi at 2012-03-29 06:24
中国本土からの観光客は、40年前の日本の農協を思い出します。余裕層は少数割合でも13億人のパワーは違いますね。

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小田原市根府川で、ミカン畑を借りて、仲間と楽しんでいる。ミカンだけでなく、山・旅・グルメ・環境などを日記代わりに投稿します。
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