2/8 朝のNHKで五木寛之「下山の思想」がベストセラーになっていると紹介していた。既に下山した人生だが、話しのネタに買った。
日本は敗戦のドン底からから見事登頂(成長期)したが、今は下山の途中(成熟期)であり、2度目の敗戦を震災、少子高齢化の病人大国の中にいる。
心豊かに明るく生きるために、希望のある考え方、生き方をエッセイ風に書いている。
「日は堂々と西へ沈む」、「下山で目指すのは山頂でなくスタート地点だ!」とは、さすが五木の名文句です。
東北地震での再生スタートは大変だが、失業保険の延長、仮設住宅の不満などの過大な要求を見て、何でも国に頼る安易な思想が蔓延していると考える。
”Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.” のケネディの名演説を思い出す。
家内からは、「下山せずに死ぬまで稜線を歩き続けろ!」と指南を受けました。