根府川ライフ


中国漢時代の瓦

NHKアーカイブスで20年以上前の番組「大黄河」を見ていて驚いた。

6年前、Nエネルギー研究所の再生可能エネルギー調査で万里の長城西端の関所「嘉峪関」に立ち寄った。露店で古代瓦片を見付け、「時代は?いくらか?」と聞くと、「ハン(漢)だ。70元(¥1,000)だ。」と言うので半分に値切って買った。

(左) 大夏国宮殿の瓦(よく見ると目と鼻がある)
(右) 「NHK大黄河・第3巻」(日本放送協会出版)より


何の模様か不思議に思っていたが、この模様の瓦片がモンゴル近くの大夏国遺跡で発見される宮殿の瓦で、遊牧と狩猟の匈奴が好んで使った獣のレリーフだと判明した。
早速、本棚から大黄河の本を探し比較し、間違いないことを確認して満足しました。審美眼に自画自賛するとともに、1800年前の西域の歴史に夢を膨らます。

折角なので所蔵品をご紹介;
(左) 北京骨董市で購入(破損も無く、仏様も気品が無いので贋物か?)
(中) 湖北「鶏足寺」床下で発掘(薬師如来像、12神将像が素晴らしい寺・平安時代)
(右) 奈良「唐招提寺」境内裏で発掘(白鳳瓦の特徴の布目模様がある。本物)


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by akiotakahashi | 2009-03-14 08:42 | 趣味(骨董、美術) | Comments(3)
Commented by 名古屋の風来坊 at 2009-03-14 12:45 x
Akioさんも結構あちこちに行ってますね。嘉峪関の露店で買われた漢代(BC200~AC200頃)の古瓦ですが、多分、本物だと思います。ただし、漢時代のものではないでしょう。敦煌・武威などのシルクロードの町に行くと、何かというと「漢(ハン)の○○だ!」と言います。
西夏国(AC1000~1200頃)のあった銀川郊外の西夏遺跡にいくと、陵墓群の回りに沢山の瓦や陶器の破片が散乱しており私も幾つか持ち帰りました。
以前のブログで見た「恐竜化石」ですが、あれは多分(というよりもほぼ間違いなく)贋物だと思います。・・・というのは、昆明の骨董商で「貴州竜」という同じような小型恐竜の全身化石を売っていました。その時、貴陽からきた日本人と一緒でしたが、貴陽には化石専門の工房が沢山あって、本物そっくり(もっと見事)な貴州竜を堂々と売っていたそうです。
私も中国貨幣を沢山収集しましたが、特に最近の中国では珍しいコインの殆んどが贋物です。コインに関してはある程度鑑定できますが、同様に贋物が横行する陶器や書画は全く分かりません。・・・本物・贋物とかの拘りは一切捨てて"古きロマン"を一人楽しむのが一番です。
Commented by rollingwest at 2009-03-15 15:29
奈良時代に鑑真が唐から伝えた「天平の甍」・・この瓦をみていると古代ロマンを感じます。これから(3/15(日)15:30~)、TBSの「時空ロマンSP・唐招提寺・・天平の真実」が始まるので楽しみに見ます。  それでは~! TVスイッチON!
Commented by akiotakahashi at 2009-03-17 04:56
風来坊さま、RWさま;西域には古代ロマンを感じますね。遺跡で瓦、唐片を拾いたいです。また、仰るとおり何でも「ハンだ!」です。

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