3/16 快晴・温暖・無風の春らしき日に、「みどりの会(山仲間、15人)」で「小石川七福神開運・招福めぐり」「小石川植物園」「巣鴨とげぬき地蔵」を散策し、巣鴨で懇親会をした良き1日だった。
1. 小石川七福神めぐり
小石川は江戸時代の古い街だが、今やマンション、住宅、企業のビルの中に多くの寺院が残り、緑多い高級住宅地だ。
後楽園東京ドームの福禄寿をスタートして、寺を巡り、全寺のスタンプで満願になる4kmのコースだ。
恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天などの七福神を寺院に割り当てて参拝者を集めるもので、新しい福神像ばかりだった。
それでも、源覚寺の「こんにゃく閻魔(江戸中期)」は、老婆の眼病を閻魔大王が右目を与えて治し、老婆は感謝して好物の「こんにゃく」を断ち、供え続けたとされ、右目が濁っている謂れが面白い。
2. 小石川植物園
テレビ「大岡越前」「赤ひげ」「暴れん坊将軍吉宗」の無料診療所「小石川養生所」の跡地が、東京大学の植物園となっており、行きたかった願いが叶った。
薬草園だと思っていたが、広大な敷地に多種の樹木が植えられ、芝生広場で遊ぶ子供連れが多い良き公園だ。
桜並木があり、桜のつぼみはまだ固く、小学校入学式の4月初めに咲きほころびそうで、500円の入園料が不快だが行ってみる価値はありそうだ。
3. とげぬき地蔵(高岩寺)
年寄りの原宿と言われる巣鴨商店街にある「病気治癒、延命、ピンピンコロリ地蔵尊の高岩寺」は、江戸時代から多くの人が訪れるパワースポットだ。6
境内には、洗える観音様「洗い観音」でピンコロ祈願するつもりだったが、大勢が並んでおり、水をかけて丁寧にタオルで拭いて祈るので時間がかかる。
長生きして迷惑をかけそうな山仲間が祈らずに、懇親会会場に向かったので、仕方なくについて行った。
それでも、懇親会の後に「洗い観音」をリベンジし、精力の赤パンツを買い求めるか迷う深刻さを知るのはいない。
4. 懇親会
巣鴨駅に近い居酒屋で、賑やかに飲んだ。
越後、出羽の吟醸酒を1升瓶2本、焼酎を 720ml瓶2本を飲む元気な高齢者集団だ。
「みどりの会」も半分が後期高齢者になり、以前の厳しい山行が無いのは寂しいが、年相応の平地歩きも良いもので、幹事MKさんの緻密な企画に感謝です。